世界の歴史に残る仏像の数々を映像でこれほど一気に観られる、しかも解説付きで。こんな贅沢な番組はないかもでした。しかも今日のは再放送でした。全く全く。
顔が命の仏さんは、その時代の歴史的背景をバックに様々な表情を残し、時代の人々の心を癒してきたんでしょうねえ。私は基本的にお葬式はお寺さんで、初詣は神社へ、クリスマスにはケーキ食べて〜っていう、いわゆるろくに信仰をもたない人間でありますが、宗教美術には、その価値と芸術性を尊ぶ気持ちがござります。
20歳の頃、京都を一人旅し、あちこちのお寺まわりをしたことがあります。
その頃は親のすねかじりをしながらも、それなりに悩みや不安もあり、たくさんの仏さんと対面するたびに、自分の心をみつめなおしたり、全てをわかって包み込んでくれているような表情に感動し、大泣きの旅となった記憶があります。
仏像にはそんな魅力があるのです。
一昨年、家族で京都旅行をした際には、もっぱら食べ歩きの旅でござんしたが…。
気に入った仏さんをネットで画像拝借して参りました。
いい顔してまっせ〜。

●所蔵先 : 広隆寺 ●国 : 日本 ●制作年 : 7世紀後半
●所在地 : 京都府京都市右京区太秦嶺岡町
「美の極致って感じする〜by uench」

●所蔵先 : 妙法院三十三間堂 ●国 : 日本 ●制作年 : 1164年
●所在地 : 京都府京都市東山区三十三間堂廻町
「かつてここで私は大泣きしてしまいました〜〜by uench」

●所蔵先 : 唐招提寺 ●国 : 日本 ●制作年 : 8世紀
●所在地 : 奈良県奈良市五条町
「師を崇拝する気持ちがこれほどの写実性を?〜〜by uench」

●所蔵先 : 忠清南道瑞山郡 ●国 : 韓国 ●制作年 : 7世紀初め
●所在地 : 忠清南道瑞山郡
「天真爛漫の笑顔に思わず苦しみも飛んでしまいそう〜〜by uench」

●所蔵先 : 小栗山 ●国 : 日本 ●制作年 : 1803年
●所在地 : 新潟県小千谷市
「これもまた表情がたまらない!新潟の震災で復興がままならない土地で、住民の帰りを待つ仏様だそうです〜〜by uench」